姿勢が良いと上手に噛める?

みなさんは正しい姿勢で食事をしていますか?実は正しい姿勢は食事のマナーだけでなく、噛む力にも影響を与えるのです。

図1 

噛む力に関係する姿勢

「噛む」という行為は想像以上に力を必要とします。つまり、正しい姿勢で食事をしないと力をうまく使うことができないため、噛む力が弱くなってしまいます。すると、胃腸に負担がかかってしまったり、子供であればアゴが十分に発達せずに歯並びが悪くなってしまうこともあります。

 

姿勢は噛み合わせとも関係する

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例えると、テレビを見ながら横を向いて食事をしている人は噛む力が弱くなり、噛み合わせのバランスにも悪影響を及ぼすことがわかっています。

もう一つ例えれば、左を向きながら食事をしていると、無意識に左の歯で噛むことが多くなるため噛み合わせが悪くなる可能性が有ります。

さらに言えば、頬杖(ほおづえ)をつく癖や習慣があると、アゴの位置がずれて歯並びがゆがんだりする恐れもあります。

 

正しい姿勢とは

図1

  • まっすぐ背筋を伸ばして座る
  • 椅子であれば両足をしっかりと床につける(上半身にしっかり力が入る為)
  • テーブルとお腹の間はこぶし一個分あける
  • 体は正面に向け、お茶碗を持って食べる

 

正しい姿勢で食事をとることは唾液の分泌を増やすことにもつながります。唾液を沢山出すことで、虫歯や口臭予防にもつながりますので、正しい姿勢でしっかり噛んで食事をするように心がけましょう。

 

奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

香芝市・橿原市からも多数来院されています。