食育はよい口の機能から①

態癖を中心とした機能発達の支援

以前から言われている「噛まない、噛めない、上手に飲み込めない」「早食い」などの問題は、近年ますます増加してきており、口の機能に目を向けて対応しなければ、脳や全身、精神面にも影響する可能性があります。

学校でも落ち着きのない子やキレやすい子の口腔内の状態や食べ方も含めた姿勢はあまりよくありません。

脳の3分の1の領域を使う口の機能がよくなければ、脳そのものの働きにも異常をきたすことが想像できます。

近年、咬合関連疾患の研究によって、多くの原因不明の頭痛や肩こりなどの不定愁訴が咬合の異常と関連していることがわかってきています。口はもはや口だけの問題だけではなくなってきています。

F44BC8B8-947D-4A0E-8D63-C895707401F6-262x300口が正しく機能するためには、顎の骨、歯列、咬合(形態)が正常であり、筋肉が調和のとれた動き(機能)をしなければなりません。また、これからは一生自分の歯で噛むことができる条件にもなります。成長期に機能と形態を確率することは、一生自分の歯でおいしくものを食べれるだけでなく、全身にも関わる大事なことなのです。

「食べる」機能の発達を「育む」ことは、「食育」そのもです。

人間が口腔機能を獲得するには発達の順序があり、機能の発達がうまくいってないと、目に見える兆候として現れてきます。こうした兆候に気づき、適切な支援をすることがとても大事になります。学校、家庭、医療関係者が日常生活における航空および全身のさまざまな習癖(態癖)について知識を共有し、全身が出しているサインを見つけ、お互いが協力して、子供達の健全な食生活を育んでいくことが必要です。

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奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

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