なぜ歯磨きをすると出血するの?
歯磨きをしているのに、いつも歯茎から出血する場合は、多くの場合歯磨きがきちんとできていないのが原因です。では、どうすればいいのでしょうか。
歯茎から血がでるメカニズム
歯茎から出血するのは、歯と歯茎の境目に歯垢が付着して炎症を引き起こしているからです。これがいわゆる歯肉炎といわれるものです。
歯肉炎は通常、適切なブラッシングで歯垢を取り除くことにより、改善します。
正しいブラッシング
一般的な正しいブラッシング方法は、まずブラシの先を歯と歯茎の境目に45度くらいの角度で当て、横向きに15〜20回程度小さく振動させます。これは、バス法と言われるブラッシング方法です。
適切なブラッシングができていれば歯肉炎はなくなり、二週間もすれば赤くてブヨブヨしていた歯茎は、引き締まって薄いピンク色に改善され、出血もなくなります。
それでもまだ血がでる場合
上記のことを試したにも関わらずまだ出血する場合は、ブラッシングが不十分か、歯肉炎からさらに進行した歯周病になっていることが考えられます。また、適合の悪い被せ物が入っていたり、その中で虫歯になっていても歯肉炎を起こすので、出血しやすくなります。それに加えて、つばの量が少なくお口が乾きやすい状態であったり、他の病気などによっても歯肉炎を引き起こす場合があります。
改善が見られない場合はご自身で判断せずに、早めに歯医者さんを受診し、歯科医師に相談することをお勧めします。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。