「噛むこと」「噛めること」~早食いと肥満の関係~
〇最近行われた疫学調査により、早食いの習慣のある人には肥満が多い事が分かってきました。
では、どうして噛む回数が少ないと肥満に繋がるのでしょうか?
▼噛むという行為(脳の中にある満腹中枢を刺激)
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満腹中枢を刺激(食事で満足感が得られる)
▼噛む回数が少ない
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いくら食べても満腹中枢への刺激が足りない!
なので、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
そんな方は噛む回数を増やしてみてください!!
〇噛むことによって予防できる病気
ドライマウス
日本語に直すと口腔乾燥症。読んで字のごとく口の中が乾燥してしまうです。通常、人間の唾液は一日に1~1.5リットルほど分泌され口の中を常に潤しています。
▼唾液の役目・・・消化を助ける
抗菌作用
▼口の中が乾燥することによって・・・不快感
喉の渇きを助長
最近が繁殖しやすくなり、
口臭、虫歯、歯周病を発生させる
〇噛むことでできる健康効果
▼肥満防止
▼歯周病予防
▼脳の働きが活発になる
脳に酸素やブドウ糖などが行き渡るようになるため
▼視力回復・表情を豊かに
顔全体の筋肉を刺激することができるため
※「ゆっくりとよく噛むこと」は肥満対策の一つとして期待されています。
一方、歯を失うと「噛めない」状態になり、栄養摂取バランスの低下がおこると言われています。
食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」は健康と密接な繋がりを持っているのです。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。