健康に繋がるお口の五カ条!
だれだっていつまでも健康でいたいものです。その健康のために行うことのできる、健康のためのお口の五カ条を今日は紹介します。
- 食事はよく噛む!
よく噛むことは、全身の健康を増進すると言われています。低栄養は感染リスクと骨折リスクが上がります。よく噛むことで脳の血流の増加と神経伝達の刺激を活発にし、よく噛めない人に比べて認知症や寝たきりになる確率が低下することが解っています。
- しっかりと唾液を出す!
お口の中が唾液でしめっていることは、身体を守る基本です。唾液の能力である菌をやっつける作用、汚れを洗い流す作用でお口の感染症を予防することができます。また、むせや窒息の予防にもつながり、美味しく食べるための味覚の向上にも良いと言われています。
- お口の筋力を維持する!
年齢により筋肉や反射の低下が起こり始めます。その予防に良いのがお口の筋トレです。しっかり噛んで安全に呑みこめることは、誤嚥(ごえん)や窒息の予防につながります。
- お口をお手入れし、綺麗に保つ!
お口のケアで今高齢者の死因に多い誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の予防をすることができます。寝ている間に起こる汚れた唾液の誤嚥も肺炎の原因となります。また、お口を綺麗に保つことでインフルエンザの予防にも効果があると言われています。お口の慢性的な病気は、身体の別の場所での病気の発症のリスクも上がってしまうのです。
- 呼吸は鼻ですること!
哺乳類で口から呼吸するのは人間だけです。運動している時以外に普段から口で呼吸することは呼吸の質が低下しています。口での呼吸は、口や喉の乾燥を引き起こし、免疫低下による感染を起こしやすくなります。また、体温を下げてしまうことで身体の機能を低下させてしまいます。
どうだったでしょうか?噛むことや呼吸することなど、普段から少し意識するだけでも改善できることもあったかと思います。お口の筋肉を鍛える筋トレや唾液を出すコツ、お口のケアは歯科医院へ通いプロにバックアップしてもらうのも一つの手です。気になる方は一度歯科医院へ行かれてはいかがでしょうか。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。