歯と唾液の関係
◆唾液の作用
1.浄化作用 食べかすなどを洗い流す
2.殺菌作用 プラーク(歯垢)の発生を抑える
3.保護作用 歯に被膜を作る
4.希釈作用 歯の表面の酸を薄める
5.緩衝作用 pHを元の状態に保とうとする
◆虫歯を作る悪循環
よく噛めば噛むほど唾液はたくさん分泌される
↓
しかし・・・
虫歯であまり噛むことができない
歯茎が痛くて噛めない
↓
唾液の分泌が減る
↓
虫歯になりやすい
虫歯をつくる速度が速くなると、唾液の持っている修復速度が追い付かなくなり、次々と虫歯が拡大していくことになる。
また、虫歯を作る速度が早くなくても、唾液の持つ修復能力が弱いと虫歯が拡大していくことになる。
◆ドライマウス
唾液の分泌量が減ってしまう状態であり、唾液の「歯を守る」という重要な役割を十分に果たせなくなってしまう。しかしこれは珍しい症状ではない。
※一般人のおよそ4人に1人、高齢者ではおよそ40%が口腔乾燥症だといわれています。
唾液の緩衝能の検査をすると、やはり虫歯の多い子供は唾液の緩衝能が低い傾向があり、
したがって唾液の緩衝能が低い子供は虫歯になりやすいということであるので、さまざまな方法で虫歯予防処置をとるように心がけて行きましょう。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。