おいしく楽しく! キシリトールでむし歯撃退!
キシリトールが食品添加物として認可されて10年以上が経過し、今では市販のガムの80%がキシリトール入りになりました。おなじみの甘味料「キシリトール」を徹底解剖して賢い使い方を説明します。
- キシリトールの5つのむし歯予防効果
1むし歯菌(ミュータンス菌)が取り込んでも「酸」を出せない
2プラーク(歯垢)がさらさらになる
3唾液の分泌を促す
4定期的に摂取することでむし歯菌の数を少なくできる
5歯の再石灰化効果を促す
- キシリトール製品
1ガム ・・・キシリトール効果を発揮するには味が無くなっても5〜10分程度噛み続けることが大事
2タブレット・・・ガムが噛めない乳幼児やお年寄り、歯周病や顎関節症の人も重宝
3歯みがき剤・・・フッ化物と併用すると効果大、フッ化物+キシリトール配合歯みがき剤がおススメ
- 年齢別(タイプ別)摂取量とタイミング
○1歳半〜3歳
タブレットをキッチンバサミ等で細かくくだき、ごく少量を歯みがき後に与える。
次第に増やしていき、1日3回、総量で1.5g程度を食後に与える。
○4〜6歳
ガムまたはタブレットを1回1gを1日3回、食後に与える。
○7歳以上
あごの発育を促すガムを1回1〜1.5gを1日3回、食後に摂る。
○おとな
ガムがお勧めですが、重度の歯周病の方、あごの弱い方、お年寄りはタブレットで。 1日5〜10g程度を1日数回に分けて摂る。 キシリトール配合100%のガムなら1粒で足りるが、50%のものは2粒噛みましょう。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。