お口のなかの癌“口腔癌”
もちろんのこと、あってはならない“口腔癌”。残念ながら口の中の状況が良くない方や、喫煙者の方は確立が高まってくるようです。今回はその特徴と種類、症状について挙げてみましょう。
あなたは大丈夫?
- 舌や歯茎が長期にわたり赤や白に変色する
- 硬いしこりがある
- ただれたような潰瘍(かいよう)がなかなか消えない
- 口の中の特定の箇所がひりひりする
- リンパ節が腫れている気がする
上記に当てはまる項目が多い方は注意しましょう。口腔癌はなかなか発見に至れないことが多く、仮に症状があっても口内炎や歯周病と間違ってしまい放置されることもあります。心配な方は一度歯科医院や口腔外科で受診されるのがベストです。
口腔癌の種類
- 舌癌…舌に小さなしこりができる。表面が白くなる。(場合によっては痛みがあり、赤くなることも)
- 歯肉癌…出血しやすい。歯磨きが出来ているのに歯がぐらつく。
- 口腔底癌…舌の下の粘膜が赤くなったり白くなったりする。進行するとしこりや潰瘍ができる。
- 頬粘膜癌…白もしくは赤くなる。しこり・潰瘍ができる。口が開きづらくなる。
- 口唇癌…唇にしこりや潰瘍ができる。
- 上顎洞癌…目の下の鼻と繋がる上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる部分に出来る癌。歯の付け根や頬が腫れる。長期にわたり、頭痛・鼻水・口があけづらい・ものが二重に見える、などの症状がでる。
それぞれの癌でそれぞれの症状が違うので、それを知り、セルフチェックしておくことも大切です。
食べ物が最近になって飲み込みにくくなった、また、舌や頬っぺたの動きが悪く麻痺などの症状はありませんか?大切なのは早期発見です。口の中は自分でも鏡で確認できますので、一度確認してみてはどうでしょうか。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科
ふかみ歯科・矯正科クリニック
香芝市・橿原市からも多数来院されています。