おすすめの電動歯ブラシ

 電動歯ブラシの人気に伴い、医院でも患者さんに”電動歯ブラシを使っている。”と言われる方が増えてきています。
 一昔前までは、歯ブラシの毛が動くだけのモノがほとんどでしたが、最近では、振動による歯茎へのマッサージ効果や、口の中の少量の水分で歯と歯の間を洗い流す、”音波ブラシ”など、付加価値の付いたものが目立ってきています。

 電動歯ブラシは、値段もピン切り。1000円~3万円オーバーのものまで・・・さてその違いは?
電動ブラシ.jpg 大まかに、価格の違いは、その振動の速さのちがい!歯科業界では振動の速度の順に3つに分類して”電動ブラシ””音波ブラシ””超音波ブラシ”に分けています。
 簡単に言うと、振動が早ければ早いほど、歯の汚れが落ちやすくなります。これは、振動が早くなると、たくさん歯をこするからではなく、歯にへばりついている細菌が振動のパワーで浮かびあがらせて流し去ることです。つまり、触らなくても汚れが落ちやすいということ。
 イメージとしては、メガネ屋さんにある、メガネの汚れを落とす時に使う、”超音波メガネクリーナー”と同じものです。
超音波ブラシの威力l.jpg では、高いけど超音波ブラシが良いのか?と言えば実はそうでもありません。振動の速さが早くなると、その分力が強くなるので、硬い歯には問題ないのですが、歯茎にあたると、歯茎下がりの原因に・・・
 
歯茎下がりg.jpg

 特に日本人の歯茎は薄くて弱いので、歯茎が下がりやすく、知覚過敏の原因にもなってしまいます。私も、昔は当時一番高くて最新だった音波ブラシを使っていましたが、1年ぐらい使っていると、歯茎が下がって知覚過敏に悩まされてしまいました。
 結局は、手磨きでも電動歯ブラシでも、その使い方が大事であるということ。
電動ブラシの使い方.jpg とにかく、パワーの強い弱いに関係なく、電動物は歯ブラシの毛先を歯に当てたらじっとしておく!ことが基本。当てていれば、勝手に動くので、それを無理やり普通の歯磨きのように動かさないこと。
 でも、ついつい歯ブラシを動かしてしまうということで、家族には、ブラウンのオーラルBの丸いカップの音波ブラシを使ってもらっています。
まあるいカップの電動ブラシ.jpg
 これは、手磨きの歯ブラシと形が違いすぎるため、普通に動かして磨くのが難しい。そこで、歯に1本づつ当てて磨くという、本来の電動歯ブラシの使い方が収得し易くなります。また、歯ブラシの毛が小さいので、奥まで磨きやすく、どれが良いかと聞かれれば、迷わずお勧めしています。(私は毎日手磨きですが…)

奈良県大和高田市
医療法人 橙花会 ふかみ歯科・矯正科クリニック