ドライマウスにご用心

 暑い夏、口が渇いて飲み物が欲しくなる…
 それ、本当はドライマウスかもしれません。
 日本人の800万人以上に、ドライマウスの疑いがあるとの報告も。15人に1人は口が渇いているということになります。
 ドライマウスは、唾液が減る病気です。一般的に、成人で唾液は1日当たりに1.5Lほど出ます。5分間ガムを噛んで、5ml以下なら、ドライマウスの疑いありです。

 ドライマウスの原因は様々

ドライマウスの原因01.jpg
①薬の副作用
 高血圧・花粉症・不眠症などで出される薬には、唾液の量を減少させる作用があります。また、アルコールやカフェインの摂りすぎ、タバコに含まれるニコチンの摂取は、利尿作用があり、身体の脱水症状を起こさせます。
 アルコール・カフェイン・ニコチンを減らし、身体との状態を見ながら、薬の量を減らすような工夫が必要です。
②噛む回数不足
 唾液は、良く噛むことで、唾液を出す唾液腺が刺激されて出てきます。刺激が少ないと、唾液の出る量が減るのはもちろん、唾液腺の能力も弱体化して行きますので、つくられる量も減って行きます。
 食事が不規則や早食いなどは要注意。食後にガムを噛むなどして、常に唾液を出す訓練をしましょう。
③緊張・ストレス
 緊張すると、喉が渇きます。常にストレス状態だと、唾液腺の機能低下が起こって、刺激時にも唾液量が減少して行きます。
 ストレス発散、リラックスタイムを必ず設けて下さい。
④口呼吸
 口で呼吸をすると口の中の粘膜が呼吸によって乾燥し、ドライマウスになります。
 日中は意識して、口を閉じ、夜間は、マスクなどを活用しましょう。
⑤糖尿病や膠原病・リュウマチなどの病気
 身体の機能低下に合わせて、唾液の量が減少する場合もあります。特に、糖尿病の初期は、口が渇くことを自覚する所から発見されることも多く、ドライマウスもそのまま放置していると危険です。
ドライマウスが原因の症状1.jpg ドライマウスになると、口の中の殺菌作用が低下するため、虫歯・歯周病・口内炎になりやすくなります。また、口臭の原因にも。
 口が乾きやすいこの時期、日常生活を見直してしてはいかがでしょうか?

奈良県大和高田市
医療法人 橙花会 ふかみ歯科・矯正科クリニック