妊婦さんの歯の健康

妊娠中に気をつけること

まずは妊娠という素晴らしい体験を、穏やかな気持ちで過ごしましょう。妊娠中は普通より、つわりがあるため歯磨きが不十分になったり、ホルモンバランスによって、虫歯や歯周病(妊娠性歯肉炎)を起こしやすくなります。
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歯周病のひどい妊婦さんは、歯周病菌の影響で早産や低体重出産を起こす確率が高まります。また、歯茎の腫れが進行すると、お口の中に妊娠性エプリースという、おできのようなものができることがあります。
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大きさは2~数センチで、妊娠3か月頃からでき、出血しやすくなります。お母さんの身体や口の中が健康でなかったなら、穏やかな気持ちで心地良く妊娠中を過ごすことができません。日頃から、お口の中のケアをきちんとしておきたいものです。

歯科治療の時期

妊娠中の歯科治療は、治療時期、治療内容によって対応が異なります。妊娠中でもできる事はたくさんあります。お気軽にご相談ください。

1.妊娠初期(妊娠13週まで):基本的には応急処置にとどめます。
*つわりの時期で、体のさまざまなモノの基ができる時期。障害に対して最も敏感な時期です。

2.妊娠中期(妊娠14週~27週):治療に一番適した時期です。
*胎盤形成後で胎児もあまり大きくない安定した時期です。

3.妊娠後期(妊娠28週~41週):積極的な治療は避けた方がよいでしょう。
*お腹のこどもも大きくなり体の重心が変化してしまいます。歩く姿勢は反り身で、お腹が圧迫されやすく、上を向いて横になるのもしんどい時期です。

妊娠中の歯の治療

歯の痛みを我慢し続けるのは母体にも胎児にもよくありません。むしろ治療は出来るだけ速やかにおこないましょう。

妊娠時の治療台への座り方は?

妊娠後期時には真横に寝た状態より、少し起こした状態でしんどくない体勢でするとよいでしょう。

レントゲンは?

妊娠初期はX線に対し感受性が強くなっていますが、歯科のX線では、胎児に直接X線が当たることはありませんし、防護用エプロンを使用した上では、問題ありません。

麻酔は?

使う必要のない場合もありますが、局所麻酔薬は注射をしたその部分で分解されるため、胎児への影響をあまりありません。

薬は?

妊娠中に限らず、飲まないにこしたことはありません、しかし病気により、母体や胎児に悪い影響を及ぼす恐れがあれば、薬を服用しなければならない場合もあります。かかりつけの医師にご相談下さい。また、以前に貰って余っている薬を安易に飲まないように注意してください。

虫歯はどこから来るの?

虫歯は、食生活や環境、歯の質、そして最近が関わりあってできます。虫歯を作る菌はミュータンス菌です。糖質から酸を作り、菌を溶かします。生まれたばかりの赤ちゃんの口の中に虫歯菌はいません。歯が生え始める6か月頃から2歳半位の間に、母親をはじめとした育児者から、唾液を介してうつります。(母子感染)赤ちゃんと接していると、感染は起こるものです。しかし、虫歯菌に感染したとしても、毎日の歯磨きやよい食生活で虫歯のリスクを減らすことは出来ます。
スキンシップなど赤ちゃんと触れ合うことは、よりよい親子関係を築く上でとても大切です。まずは、父親や母親など家族の口の中のケアで、あかちゃんの健康を守ってあげましょう。

赤ちゃんの歯はいつできる?

赤ちゃんの最初に生える下の前歯は、妊娠7週目位に歯の芽が出来始めます。乳歯の大部分はお腹の中で出来上がります。歯の質は、この時にほぼ決まります。6歳ごろ生える第一大臼歯(永久歯)も胎生3か月頃には出来始めます。

妊娠中の食生活

妊娠によって胃が圧迫され、一度にたくさんは食べられませんので、つい間食をしてしまいます。また、酸っぱいものや甘いものが欲しくなるので、お口の中が酸性にかたむき、虫歯になりやすい環境になります。お母さん自身の健康の為、赤ちゃんの丈夫な歯の為にもできるだけバランス良く、規則正しい食生活を心がけましょう。食感や味覚にも配慮した食生活は、子供の食習慣の形成にも繋がります。

妊娠中の歯磨きは?

つわりがひどいと歯磨きがおろそかになります。歯磨き剤をつけないで「水磨き」をすると刺激が少なくなります。またできるだけ何回かに分けて磨いてください。どうしても磨けない場合は、洗口液を使ったうがいだけでも効果があります。歯茎から出血する場合も、毛の柔らかい歯ブラシで丁寧に磨くことによって、次第に出血が収まってきます。

 

 

奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

香芝市・橿原市からも多数来院されています。