矯正治療のための食育を考える!⑬カルシウムとマグネシウム

 食育最後はカルシウムとマグネシュウムについて!

 皆さんご存知の通り、歯はカルシウムからできています。カルシウムは99%が骨や歯にあります。また、このカルシウムは30歳頃までしか骨に蓄積されず、その後は、骨から徐々に溶け出して行きます。つまり、カルシウムの摂取は、30歳まではある程度しっかり必要ですが、それ以降はあまり関係ないということになります。過剰に摂取したカルシウムは、そのほとんどは尿で排出されてしまうのです。

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 知られざる事実ですが、カルシウムを摂取しても骨粗鬆症の改善には関係ありません。どちらかと言うと、カルシウムを取るほうが悪くなる傾向にあります。

 カルシウム摂取量が多い国ほど骨粗鬆症が多いという”カルシウム・パラドックス”を初めて報告したのはハーバード大のHegsted氏、乳製品の消費国の方が大腿骨の骨折(寝たきりになる確率が高くなる)が多くなるという報告をしました。milkpicture8.gif
 骨粗鬆症の原因としては、動物性たんぱくの摂取量(肥満)があります。乳製品による高脂肪・高タンパク質により肥満が増え、骨折に至るケースが多いのです。
 残念ながら日本では薬天国のため、製薬会社の報告が医師の決断に影響してしまいます。骨粗鬆症の患者さんで、カルシウム材を服用すると数値的には骨粗鬆症は改善しますが、骨折する人が後を絶ちません。

 歯科でも歯を抜くと骨が死んでしまう病気”骨壊死”の確率が高くなり、問題になっています。

 さらにカルシウムを多く摂取すると、マグネシウムの吸収を阻害するため血管が弱くなります。

 心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなるため、30歳を越えると、カルシウムの量でなくマグネシウムとの
バランスが大切になります。 

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カルシウムもマグネシウムも体の維持向上に欠かせない必修ミネラル。カルシウム③に対してマグネシウム①の割合を崩さないようにするように、海藻などのカルシウムとマグネシウムの両方を多く含む食品を選んで食べることが大切です。

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あ、子供さんはしっかりカルシウムを取って下さいね。

奈良県 大和高田市 歯並び なら 

ふかみ歯科・矯正科クリニック