歯科検診の真実…

6月虫歯予防週間(歯と口の健康週間 6/4-6/10)前後の学校歯科検診後

検診の紙を持って子供たちの来院が増えて来ます。

私も虫歯が”有った、無かった”で一喜一憂したものですが

歯科医師になって、検診する身になると、人には言えない真実が・・・

皆さんは専門家である歯科医師が診るのだから

歯科医院での診察と同じだと思っているかも知れませんが、

実は集団歯科検診には不利な点がいくつもあります。

歯科検診.jpg

①一人だいたい15秒ショック!

これが私が受けた検診での指令です。

1学年を30分で診ないといけないため30名4クラス120人!

クラスの移動や道具の入れ変えなのどで一人使えるのは平均15秒

じっくり診るのは困難なのです…

②暗くて見えにくい…

ペンライトで口の中を照らしてみるのですが

上の歯は特に覗き込むので

奥歯が非常に見えにくい

生え始めの、歯茎に半分埋まっている歯など

正直言って感覚で診ています…(すみません)

③歯と歯の間の虫歯が判りづらい

レントゲンがないので、

歯の間虫歯は天井に穴があかないと解りません。

怪しいモノはすべて虫歯の判定にするのが一般的ですしょぼん

⑤歯磨きができていない…

一応検診前は歯磨きをして・・・・

ということになっているそうですが

実際はきちんと磨けていないことが多く

汚れが目立ちます。

口の中がきれいな子には

虫歯はあまりないので、汚れが目立つ子には

検診が辛くなる傾向があります…

②の暗いと合わせ、汚れがあると

特に上の奥歯は見落としが多いと思います。

以上のように、学校歯科検診で歯科医師は

手足を縛られたような過酷な条件のもとで検査しています。

見落としが無いように努力していますが、精度の高い検査を行うことは難しく

学校歯科検診は

「それっぽい人」「確率が高そうな人」を見つけて、

精密検査に送り込むことが目的で実施されています。

というわけで、残念ながら学校で検診を受けて

「チェックが入ってなかったから大丈夫」

とは言えないのです得意げ

(^-^).jpg

集団歯科検診=怪しい人を見つける検査
歯科医院での検診=精密検査(それでも100%では・・・)


是非歯科医院で年に2回は検診を!

(できたら3カ月おきに年4回をお勧めします。)

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