アトピーが治る

    アトピーを治す食事療法         

アトピーを治すなんて言うと何だか特別な食事かな?なんて思われてしまいそうですがアトピーでない人には普通の食事だと言われるかもしれません。

実はアトピーが治る食事とは、単に健康的な・すごく当たり前の食生活に戻す事です。ただ今は多くの人が肉類を食べすぎたり、高脂肪、高たんぱくに偏った食生活になり、そちらを「当たり前」と思ってしまいがちです。

現代の肉を中心とした西洋的な食生活が今、非常に増えているアレルギー疾患やその他の色々な身体のトラブルに深い関わりが有る事が分かってきました。

脂肪、糖質、たんぱく質を取り過ぎた時、内臓で処理できなくて体内に蓄積し、内臓が疲れて働きが悪くなってしまうのが成人病、身体から何とかして排泄しようとするのがアトピー性皮膚炎を始めとするアレルギ-症です。

食事改善を行って健康的な体を取り戻すためには、どのようなことから始めればよいか重要順に並べていますので、上から優先的に実行していきましょう。

ご飯をしっかり食べる!

脳細胞はエネルギー源としてブドウ糖しか利用できません。特に子どもは脳が発達する時期なので糖質はとても重要です。ただし、消化の早い小麦粉などの「粉食」や「砂糖類」は一時的に大量に吸収されるため、血糖値が急激に上がります。

ブドウ糖は筋肉や肝臓に一定量以上貯蔵することができず、過剰な分は脂肪に変えられてしまいます。

ですから、徐々に消化吸収され、血糖値の上昇が緩やかな「デンプン質」特に粒食である「ご飯」を摂りましょう。白ご飯を食べても血糖値が急激に上がりますが、お米は分つき米、玄米を心がけましょう。

 

基本は5:3:1

バランスの取れた食生活をしましょう。

⑤お米や雑穀などの穀類

③副食として旬の根菜、葉野菜、海藻を取り混ぜたもの

①新鮮な魚介類や大豆製品、卵などのタンパク源食品

という割合を基本にしましょう。

5:3:1の割合は調理後の見た目の量です。野菜は火を通した状態の量です。お弁当箱に詰めると分かりやすいです。

体格や運動量、年齢によって量は違いますが、ご飯の量で調節するのではなく、比率は崩さず全体量を調節します。特に子どもにはおかずの食べさせ過ぎに注意しましょう。

 魚は毎日食べよう!

魚は良質のタンパク質、血液をサラサラにするEPAや脳神経細胞の形成に大事なDHAなどの不飽和脂肪酸、カルシウムなどのミネラルと優れた栄養素がたっぷりです。

肉は牛、豚、鶏と主に3種類しかありませんが、魚は季節ごとに様々な種類があります。白身(カレイ、ヒラメ、鯛)赤身(カツオ、まぐろ)青背(いわし、さんま、さば)と、まんべんなく食べましょう。

ただし青背の魚は、EPAが多く含まれ非常に酸化しやすく、かゆみを引き起こしやすいので症状が重い間は避けましょう。食べる場合は新鮮な物を選びましょう。また、干物も酸化しやすいので新しい物か冷凍の物にしましょう。

切り身ばかりに偏らず、ビタミンやミネラルも摂取できるよう、丸ごと食べられる小魚(小あじ、小いわし、ししゃも)を積極的に摂りましょう。

新鮮な植物油を摂ろう! 

植物や海藻には、血中コレステロールを減らしたり、肌の潤いを保つのに重要なリノール酸や、血液をサラサラにするα-リノレン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

一般的に種子にはリノール酸が、海藻や野菜にはα-リノレン酸が多く、これらの食品を丸ごと食べるとビタミンEなどの抗酸化物質も一緒に摂ることができます。

食用油は高温にさらされたり長期保存したりすると酸化します。新鮮な食用油を摂ることが大切です。

調理後の野菜の煮物やお浸し、味噌汁などに加熱していない白ごま油をまわしかけして食べるのが一番効率よく新鮮な植物油を摂る方法です。

 

ビタミン、ミネラル、食物繊維もしっかり摂ろう!

精白していない穀物、皮付きの根菜、海藻類などにはミネラル、ビタミン、食物繊維が多く含まれているので、積極的に摂りましょう。

ただし、玄米や分つき米は植物油が多く含まれるため、運動不足の人には植物油過剰になる場合があります。症状に気をつけて、食べる量を加減しましょう。

肉類や乳製品を摂るのを止めると、鉄分やカルシウムの不足を心配しがちですが、魚や卵、野菜、海藻など、他の食べ物から補うことが十分可能です。注意して補いましょう。

食物繊維には難溶性の物と水溶性があります。

難溶性食物繊維は便の量を増やし、腸のぜん動運動を活発にします。また脂肪や有害物質を吸着し体外に排泄します。

水溶性食物繊維はブドウ糖の吸収を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑制したり、便を軟らかくして滑りを良くする働きがあります。特に、水溶性食物繊維が不足すると便がコロコロになって排便がしにくくなりますので注意が必要です。

★難溶性食物繊維の多い食品・・・野菜、穀類などの一般植物性食品、海藻

★水溶性食物繊維の多い食品・・・わかめ、こんにゃく、ごぼう、昆布、果実

 「摂り過ぎ、減らし過ぎの害」に注意!

人間よりも体温の高い動物(牛、豚、羊)の脂肪は、できれば摂らないほうがよいでしょう。

また糖分の摂り過ぎはかゆみを引き起こします。おやつだけでなく、おかずの味付けに使う砂糖、お寿司のご飯に入った砂糖も注意しましょう。完全に避ける必要はありませんが、極力減らしましょう。

果物はビタミンを手軽に摂取できますが、摂り過ぎると砂糖と同じ害があるので適量を心がけましょう。

タンパク質、植物油は摂り過ぎた場合は一時的に減らしますが、適量は摂る必要があります。減らし過ぎにも十分注意しましょう。

 近くで採れる物を、採れる時期に!

体と住んでいる土地(気候や風土)とは切り離せない関係にあります。冬の魚は油がのってこってりとし、夏の魚は油が少なくあっさりとしています。自然界では植物も動物もその時期の気候に合わせた状態になっているのです。

同じ料理でも季節外れの物はビタミンやミネラルも少なくおいしくできません。旬の野菜を使うと、うま味調味料や肉での味付けが必要なくなります。旬の食材を心がけましょう。

 日本古来の食材も見直しましょう。

ひえ、あわなどの雑穀は、食物繊維やミネラルが豊富です。

天然醸造の調味料(味噌、しょう油、酢)、ミネラルが豊富な自然塩などは野菜の味を引き立ててくれます。

味噌、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品は、良い腸内細菌を増やします。ただし、市販の加工食品(調味料、漬け物)は工場で大量生産しているため、ミネラル、乳酸菌などがほとんど含まれていないものがたくさんあります。伝統的な製法の食品を選んで食べるようにしましょう。

また、ヨーグルトは腸内細菌を増やしますが、動物性脂肪も同時に摂ることになるので気をつけましょう。

 安全性にも気をつけて!

穀類や野菜は有機農法で減農薬、無農薬の物を利用しましょう。農薬や化学肥料を使った野菜とは比べ物にならないほどミネラルも豊富で味わいがあります。

添加物、うま味調味料を使っている冷凍食品、インスタント食品、ファストフードのような加工食品は使わないようにしましょう。

また、最近は養殖の魚のエサや野菜の肥料に動物性の物が利用されたり、草食動物に羊の内臓肉を食べさせたりと、今までは考えられなかったようなエサや肥料が使われている場合があります。食料品を買う時はできれば生産者の顔が分かる所から購入するようにしましょう。

近年魚の汚染も気になりますが、魚を食べることはそれ以上の効果があると言われています。有害物質は食物連鎖によってだんだん濃縮していくので、海藻などを食べている小魚のほうが汚染は少ないようです。

これらの方法を実践し健康的な食生活を心がけましょう!

 

奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

香芝市・橿原市からも多数来院されています。