指しゃぶりと歯並び

  指しゃぶりや、おしゃぶりは、長い間やっていると歯並びが悪くなるって本当?

指しゃぶりやおしゃぶりを小さい頃からずっと続けていると、将来、歯並びが悪くなるという話を聞いた事があるのですが、本当ですか?

 

結論から言えば、その可能性は高いと言えます!3

赤ちゃんの指しゃぶりは見ていて可愛らしいものですが、乳歯が生える頃になると、お母さんとしては歯並びや噛み合わせへの影響が心配になって来ますね。乳児期の前半におけるおしゃぶり行為は発達的な面からも意義の大きいものですし、歯科的にも何も問題となるような所はありません。

しかし乳歯が生えるに伴って、(しゃぶる指やしゃぶり方によっても異なりますが)長時間しゃぶる行為が続けば続くほど、歯並びや噛み合わせへの影響が出やすくなる事は事実です。出っ歯、上下の前歯にすき間が出来る、上顎の歯並びが狭くなって奥歯の噛み合わせがずれるなどの症状が出てくることもあるので、永久歯が生える頃までにやめさせておきたいものですね。

 

指しゃぶりと歯並び、噛み合わせとの関係

歯は、どのように生えてきたかという事ばかりではなく、生えた後も歯の外側にある唇や頬の筋肉組織から加わる力と、内側にある舌の圧力のバランスによって並び方が変化し、うまくバランスのとれた所に落ち着きます。指しゃぶりの多くのパターンは、指そのものや、しゃぶるときの口の周囲の筋肉によって、歯や歯を支えている骨に力を加えていることになります。その為長時間指しゃぶりが続くと、歯の位置や歯を支えている骨の成長方向に影響しやすいのです。生後6〜7ヵ月ごろから1歳ごろまでは、まだ指しゃぶりは歯科的な問題にはつながりませんが、1歳代前半には乳歯の奥歯が生え始め、噛み合わせの状態がそろそろ安定し始める2歳から3歳ごろになると、指しゃぶりの影響が出やすくなってきますので注意が必要です。

最初は、主に上顎の歯並びに症状が現れます。指から加わる圧力で上顎の前歯が出っ歯になり、吸う時に頬の筋肉から加わる圧力で奥歯が内側へ出されて歯並びの幅が狭くなると、上顎の歯並びがV字に近い形に変化してきてしまいます。

乳歯の奥歯が生え揃う3歳以降も指しゃぶりが続くようですと、歯を支える骨の成長方向までも影響を受けやすくなり、指をしゃぶった状態のまま奥歯が噛み合うようになってくると物を噛んだ時や口を「イ」の形にした時にも上下の前歯がひらいた状態で噛み合わせが定着してしまいます。歯並びや噛み合わせへの影響の現れ方は、その子供の本来の口の形の形態的・機能的な要因や、指しゃぶりの状況や頻度、またその継続時間などによっても異なってきますが、いずれにせよ長期間指しゃぶりを続けていると、歯や口の中に何らかの形で悪影響が出てくる事が考えられます。

 

おしゃぶりの歯科的影響
昭和大学小児科による459名の乳幼児の調査(2006年)では、おしゃぶりの経験のある子供は2歳半で179名おり、21ヵ月以上の使用で上下の前歯に隙間が出来るなどの影響が顕著に現れ、25〜30ヵ月使った子供では約半数に上下の前歯に隙間が出来る、出っ歯が見られました。また他の大学病院では、おしゃぶりを常用する2歳児では63%、3歳児では77.8%に上下の前歯に隙間が見られたという報告がありました。

おしゃぶりの害としては、指しゃぶりと同様に、上記の上下の前歯の隙間のほか、出っ歯が高率に現れ、3歳以上で続いている場合では、上顎の幅が狭くなる、下顎の歯並びのアーチ拡大、それらによる噛み合わせのずれが高頻度に現れます。

 また、おしゃぶりは発語を制限するので、言葉の獲得やコミュニケーションの発達が遅くなる可能性もあります。

   指しゃぶりが続くと、子供の歯や口は将来的にどうなるの?

「歯並びが悪くなる」「噛み合わせがおかしくなる」など色々な話を聞きますが、他にも何か悪い影響か症状が出るものなのでしょうか?また、もし今後ずっと指しゃぶりをやめられなかった場合、歯や口はどうなってしまうのでしょうか?

 

歯並びや噛み合わせの他にも、さまざまな形で影響が出てくる事が考えられます

指しゃぶりが長期間続く事による影響は、代表的なもので「歯並びが悪くなる」「噛み合わせがおかしくなる」があげられますが、それだけでは留まらず、また別の症状へとつながることが懸念されます。

指しゃぶりから、口の癖の連鎖が起こることも

歯が生え揃った後も長期間に及んで指しゃぶりが続いてしまうと、歯並びや噛み合わせへの影響が顕著になる傾向がみられるということについては前に触れましたが、4〜5歳を過ぎても指しゃぶりの続いている子供には、指しゃぶりに関連した悪循環が生じてくることも少なくありません。つまり、指しゃぶりによって歯や顎に加えられた圧力が、歯並びや噛み合わせなどの形の変化ばかりではなく、二次的な機能の異常につながってくるケースです。

口の周りの筋肉は指しゃぶりをしている時には緊張していますが、それ以外のときには筋肉のテンションが低くなってゆるんでしまい、唇を開いたままの状態になりやすくなります。

そして唇から加わる圧力が減少してしまうと、指しゃぶりによって前方に押された前歯を元に戻そうとする力が加わらない事になり、上の前歯の出っ歯が著しいばかりでなく、唇を閉じにくくなったり、口で呼吸をしたりする原因になる事もあります。また、上下の前歯がかみ合わない状態が続くと、そのすき間を埋めようとして舌を突き出す癖や、上下の歯の隙間を下で塞ぎながら食べ物を飲み込む癖などが出てきやすくなり、これは発音などにも関連してくる少々厄介な癖といえます。

指しゃぶりの癖は、永久歯に生え変わる頃まで続いたり、二次的な機能の異常が生じてきたりすると、歯や歯を支える骨への影響ばかりでなく、顎の骨の成長へも影響を及ぼす事があります。また、ある程度の年齢になって、指しゃぶりの影響で生じた歯並びの変形や噛み合わせの異常、そして発音の不明瞭さなどを子供自身が自覚するようになると、その結果自体や、原因となった指しゃぶりをやめられない自分自身にコンプレックスを持つようになる事が多いので、問題はより複雑化していってしまいます。

 

おしゃぶりについての母子健康手帳での記載例

“育児のしおり 幼児期1歳頃”の頃には、以下のような記載がありました。(平成24年削除)

「長期間にわたり、長い期間おしゃぶりを使用すると、歯並びや噛み合わせが悪くなる場合があります。

また、おしゃぶりをくわえていると、お母さん・お父さんが声をかけたり、赤ちゃんが声を出す機会が減り、赤ちゃんとのコミュニケーションも少なくなります。

おしゃぶりは早めに卒業しましょう。

また、歯並びや、口や唇の形が心配な場合には、早めに歯科医師等の専門家に相談するようにしましょう」(2007年 厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課通知による)

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    注意した方がいい口の癖って?

指しゃぶりやおしゃぶりの他にも「子供がこんなことをしていたら気をつけた方がいい」という口の癖って、何かありますか?

 

口の癖とは、子供の成長状況の現れでもあります

癖とは本来、年齢を問わず多くの人達が持っているものなので、全ての癖が必ずしも「やめさせなければならない悪いもの」というわけではありません。

口に関する習癖としては指しゃぶり、おしゃぶりの他に、舌で歯を押したりする癖、爪を咬む癖、唇を咬む癖、タオル吸い、歯ぎしりなどが挙げられます。これらの癖にはストレスや生活環境と深く関わっている場合もありますが、乳歯が生え始めるくらいの年齢の子供にとっては単なる口遊びであったり、生えかかった歯が気になるため物を噛んだり歯ぎしりしているだけ、ということもあります。子供が指しゃぶりや歯ぎしりをしているからといって、必ずしもストレスや生活環境への不満を抱えているという訳ではないのです。

 

大切なのは「見守っていてよい癖」「対応した方がよい癖」の見分け方

ストレスや不満を訴える手段としての癖、セルフコントロール的な癖、単なる口遊びとしての癖など、口の癖にはさまざまな要因があります。そのため「子供が○○をしていたら、△△というサインです」と一概にはいいきれないところもあり、またそこが子供の口の癖の見方の難しい所だといえるでしょう。

子供の口の癖には大まかに「見守ってよい癖」と「対応した方がよい癖」があるものだと考えてください。生活環境や対人関係に何らかの問題性の見られる子供の口の癖の場合には、親をはじめとする周囲の人々のサポートと適切な対応が必要になります。

しかし、生活環境・対人関係ともに問題性がなくても、何らかの口の癖を持っている子供もいます。そういった子供の場合には、生え始めた歯が気になって手を口の中に入れているだけだったり、単なる口遊びの延長だったりという「(見守っているだけで)よい癖」であるとも考えられます。つまり、口の癖を持っている全ての子供に同じように何らかの問題があるかといえば、そうとは限らないということです。

大切なのは癖そのものを問題視するのではなく、子供がなぜ癖に執着したり、他の事に興味が向かないのかなどを考え、子供の発達状況や生活状況を多角的にみることです。

 

おしゃぶりのやめさせ方アラカルト7

  • 早期派:1歳になる前に与えないようにする
    あまり執着のないうちに、与えないようにする。子供が泣いても、騒いでも、一時だけと親が耐える。外遊びや、気を紛らわす為に、スキンシップ、だっこ、遊びを意識的に行う。
  • 移行派:幼児期マグカップなどへ
    哺乳瓶習慣からのおしゃぶりへの執着だと、早めにミルクを幼少期マグカップなどに変えていく。一時的にマグに執着が出る事もある。
  • 晩期派:放置しておく
    歯が生えてくると、おしゃぶりの劣化が激しくなり、破れてくる。そのときに、新しいものを与えずそのまま放置しておくと、子供が手放す事が多い。親がタイミングよく“赤ちゃんのものだよ”“ばっちいね”“ポイしようね”などというと、子供はあまり苦しまないで、卒業する。時期が遅れると、歯並びへの影響がすでに生じている事もある。

 

   唇を噛む癖があるんですが…

1歳頃から上の歯で下唇を噛む癖がありましたが、自然に治るものと思い気にしませんでした。3歳になった今では上の前歯が出て舌の前歯が後ろに下がっているのが目に見えて分ります。やめるようには注意はしているのですが、うまくいきません。

これ以上悪化させないようにするにはどうすればいいでしょうか?

 

子供の注意を唇からそらしてあげることからはじめてみましょう

まだ3歳ですと「唇を噛むと噛み合わせが悪くなる」ことを説明しても、納得させてやめるように促すのは難しいですね。口で説明したり、注意でやめられる場合もありますが、本人がやめる必要性を感じなければ、お母さんの見ていない所で隠れて行うことにもなりかねませんし、一度癖になってしまうと就寝時などにも無意識に行ってしまうでしょう。またやめたくないのに「やめなさい」といわれるストレスで、かえって唇に執着してしまう子供もいます。ここはお母さんの我慢のしどころかもしれません。

まずは唇から注意をそらせるように、おしゃべりや外遊びなどでエネルギーを発散させ、お友達と積極的に遊べるような場をつくったり、子供が活発に活動できるような工夫をしたりして、様子を見て行いきましょう。

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“ほめて伸ばす”は習癖を治すのにも効果あり

上の歯で下唇を噛む癖は、比較的よく見られる癖です。もともと出っ歯の子供では上下の前歯の間に下唇が入りやすく、日常的に下唇を吸ったり噛んだりする癖が見られやすいものです。また母乳や哺乳瓶をやめたときに、お乳を吸うのと同じような感覚を味わうために唇を吸う行為が始まり、それが後々に癖になってしまう場合もあります。

奥歯が生えるようになってもまだ下唇を噛む癖が続いていると、出っ歯や下の前歯のが内側に傾き、噛み合わせがずれていきます。ストレスや不安感の解消として行ったり、それが徐々に日常生活における癖として定着していったりする過程は、指しゃぶりとよく似ています。子供の話をよく聞いてあげ、気持ちが安定するような声かけをしていくことで、唇を噛んで気分の解消を図る場面を減らしていけるといいですね。

また、注意の仕方にも一工夫すると効果が出てくるかもしれません。「唇を噛むのは悪い癖だからやめなさい」と頭ごなしに注意すると、子供は“癖をやめられない自分自身”を否定されているように感じてしまうこともあります。「(唇を噛んでいる)今の○○ちゃんもかわいいけれど、噛まずに頑張れる○○ちゃんはもっとすてきだな」のようにいい方を少し変えるだけでも、子供の気持ちはプラスの方向に向くものです。

普段は無意識に唇を噛んだりしやすい子供は、食事の際に意識化を図ってもよいでしょう。前歯が食べ物を噛み取ったり、奥歯で噛んでいる間は唇を閉じるようにするなど、上下の前歯が接し、上下の唇が接する機会を増やして、下唇が上下の唇の間に入らないよう意識づけていくことも有効と思われます。

 

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   子供がいつも口をポカンと開けていて、注意してもなかなか治りません

鼻がつまっているわけでもないのに、いつも口をポカンと開けています。こういう行動は特に注意などしなくても、成長とともに自然にやらなくなるものなのでしょうか?

 

口を閉じて使うおもちゃなどで、鼻呼吸の練習をさせてみましょう

唇を閉じないことは口呼吸にもつながり、習慣になってしまうと自然には治りにくいものとなります。日常生活の中で、鼻呼吸と唇を閉じることを促していくような対応が望まれます。口を使って吹いたり吸ったりする遊び(おもちゃのラッパ、シャボン玉、ハーモニカなど)に誘って口を閉じる力をつけていき、鼻から息を吸ったり吐いたりすることを遊びながら練習させていくのがいいでしょう。

また、食事の際にも唇を使った食べ物の取り込み方や噛んでいる時の唇の閉鎖を促していきましょう。幼児期後半の子供であれば説明に対する理解力もでてくるので、普段は口を閉じて鼻で呼吸することが大切であることを教え、少しずつ意識づけていくこともできるでしょう。

 

子供が頻繁に咳をしていたら、要注意です!

「いつもぽかんと口を開けている」は、さまざまな原因で起こります。たとえば、アレルギー性鼻炎や風邪などで鼻呼吸が出来ないため一時的に口で呼吸をし、鼻炎や風邪が収まるころにはすでに習慣になってしまっているというような、ほんの些細なきっかけから始まることもあります。

また上下の顎の大きさが不調和であったり、長期化した指しゃぶりによる歯並びや噛み合わせの不正が原因で口を閉じにくかったり、口の周囲の筋肉が弱く、唇の閉鎖が悪い場合などもあります。

指しゃぶりやおしゃぶりが継続している子供では、指やおしゃぶりが口に入っている間はそれを口唇でしっかり捉えていますが、一度指やおしゃぶりが外れてしまうと口唇がゆるんで開いたままの状態になることがよく見られます。これは口唇や舌が、指やおしゃぶりが入っている時の状況に適応してしまっているからと考えられます。通常、口唇を閉じて鼻呼吸をしているときには、舌は上顎の前方部の歯肉の辺りに接触しています。しかし、指やおしゃぶりがはいっていると、舌は指やおしゃぶりを上方または前方に押しつける働きをしますが、上顎には接していないため、指やおしゃぶりが外れても舌の位置は変わらず、唇も開いたままになりやすいのです。アレルギー性鼻炎を持っている子供はいうまでもありませんが、風邪でもないのに鼻が詰まっている、しょっちゅう咳き込んでいるなどの症状のある子供にも気をつけてあげてください。

 

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 噛んだり飲み込んだりが下手で、よく食べ物をこぼします…どうしたらいいでしょうか?

もうすぐ2歳になる子供がいます。食事の際、食べ物を口の中に溜めたままなかなか飲み込んでくれません。また上手に噛むことが出来ず、普通の食事から離乳食のような柔らかい食事に変えても、よく口からこぼしてしまいます。

上手に食事ができるようになるには、どうすればいいでしょうか?

 

子供の生活リズムを整えて、食事はおいしく楽しい物だと教えましょう!

このお子さんの場合は年齢的にまだ十分に噛む機能が発達していないため、食材によっては口の中にためやすい時期であるといえます。ただ、食形態に工夫をしてもあまり効果がないということから考えると、機能的な問題だけではなく日常生活そのものとの関連が高いと考えられるでしょう。

噛む機能は乳歯の生え方に応じて発達し、3,4歳ごろまでに獲得されるものです。生活リズムを整えて外遊びを増やしたり、おやつや飲み物の量を減らしたりして、お子さんがお腹を空かせて食卓に喜んで向かっているかどうかを確認してみましょう。そのうえでどんな形態のものならうまく食べられるのかを見きわめて、食事の調整をしていきましょう。

 

「食べる意欲」は「生きる意欲」につながります!

1歳代ではまだ固形食を噛んで処理する能力が十分に育っていないので、食べにくいものだと口の中に溜めてなかなか飲み込まない食べ方が見られやすいようです。また2,3歳を過ぎると、機能的に飲み込めないというよりも、味の好き嫌いや食べる意欲が少ないために飲み込まない子供も多く見られるようになります。

 

1歳代ですと、最初の乳臼歯が生えてようやく奥歯が噛み合うころですので、すりつぶしが必要な食べ物(繊維の多い肉、野菜や弾力性の強い食品、生野菜など)はうまく処理できず、噛んでも飲み込める形にまとめられないため口から出してしまったり、口の中に溜めていたり、よく噛まずに丸のみしてしまうなどの食べ方につながりやすいようです。

奥歯が生え揃ってからもこのような食べ方をしている子供は、全体的に食欲が乏しく、食事内容に関わらず、食べ物を口の中に溜めたまま飲み込まない傾向があります。日常生活で外遊びが少なかったり、生活リズムが整っていなかったり、牛乳や甘味料の摂取が多いなどの生活面の問題が見られやすく、食べる意欲があまり育っていないことが一因に考えられます。

食べる意欲は生きる意欲にもつながる大切なものです。日中、外で思いきり遊んでお腹を空かせ、家族とおしゃべりをしながらおいしさをわかちあって食事をするというような家庭の場面が、食べる意欲を育てるためにも噛む能力を育てるためにも、とても重要です。

噛む機能を伸ばすためには、野菜や肉・魚は細かく刻むよりも柔らかく煮たり、つなぎと混ぜて大きめの団子状にした物を自分でかじり取らせたりする方が適しています。かみつぶせる程度の硬さで、口の中でまとめやすく飲み込みやすい形態の物がこの時期には適当でしょう。

ただ、中にはもともと少食の子供もいるので、体重が少しずつでも増加しているなら、量にこだわらず食べきれる分だけを用意するのも一案です。

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   指しゃぶりがやめられず、とうとう噛み合わせに問題が出てきてしまいました…

寝るときの指しゃぶりがやめられない、4歳になる子供がいます。歯並びが心配になって口の中を見てみたら、上の前歯が出ていて、奥歯の噛み合わせもずれているようです。矯正治療は費用もかかるのでなるべく避けたいのですが、今からでも指しゃぶりをやめさせれば歯は元に戻るでしょうか?

 

改善する場合もありますが、一度かかりつけの歯医者さんに見てもらった方がよいでしょう

指しゃぶりをやめれば、歯並びや噛み合わせの改善はある程度ならば期待できるでしょう。ただし普段から口をポカンと開けていたり、上下の前歯の隙間に舌を入れて物を飲み込む癖がついていたりなど、唇の閉じ方や舌の動きなどの問題が生じていると改善しにくいようです。

一度、かかりつけの歯医者さんに相談してみることをお勧めします。お子さんの顎の状態にもよりますが、場合によっては乳歯のうちに上顎を広げて噛み合わせを改善する対応が必要となるでしょう。まだずれが軽度なものならば、指しゃぶりをやめさせて噛み合わせが改善してくるかどうか、経過観察をするだけで済むかもしれません。

 

噛み合わせの問題も軽度なうちに対応できれば、治ることも!

指しゃぶりの歯並びや噛み合わせへの影響は、乳歯の奥歯が生え揃う3歳頃から現れやすくなり、4〜5歳まで続くと出っ歯、上下の前歯に隙間が出来る、上顎が狭くなって奥歯の噛み合わせがずれる、などになることが多くなります。就寝時などに無意識にしゃぶっている場合には子供を説得してやめさせるのが困難なので、日中に外遊びをさせて寝付きをよくしたり、周囲の環境や子供本人の生活リズムの見直し・改善を図ったり、本人の了承を得た上で手袋や絆創膏をする、親子で手をつないで寝るなどの工夫が効を奏すかもしれません。

前述したように、歯並びや噛み合わせは指しゃぶりをやめたり、完全にはやめられなくとも頻度を減らしたりすることによってある程度は改善するものですが、上顎が狭くなって奥歯の噛み合わせがずれる場合には自然に治るのが難しいケースが多いようです。軽度なら意識して上下の噛み方を正常に戻していくことで治ることもありますが、上顎の歯並びの幅が極端に狭くなってしまっていたりすると、指しゃぶりをやめただけではあまり改善はみられないでしょう。そういった場合には何らかの歯科的処置が必要になりますが、上顎を広げる治療などは矯正の一部となり、保険の適用外となってしまいます。歯科医院で相談してみて下さい。

 

童話ではこわい、「指しゃぶり」のはなし

指しゃぶりを題材にしたお話で有名なのは、ドイツの医師ホフマン(Heinrich Hoffmann,1809-1894)が書いた絵本『もじゃもじゃペーター(Struwwel-Peter)』の中にある「指しゃぶりのはなし(Die Geschichte vom Daumenlutscher)」です。

母親は息子に、親指をしゃぶらないようにしないと仕立て屋さんが飛んできて、指を切っちゃいます、と注意して出かけます。子供が親指をしゃぶり出すと、たちまち仕立て屋が現れて、子供の両方の親指を巨大なはさみで切り落としていく、というこわいお話です。

ホフマンは、診察の時にむずがる子供たちに絵を描いてみせたり、お話を聞かせたりしていたそうですが、自分の子供のクリスマスのプレゼントにノートに絵とお話を書いてあげたものが、この絵本のもとになったそうです。6編の話は、どれも“しつけ”や教訓の話で、悲惨な結末ばかりで、現代の絵本とはほど遠いイメージです。

 

指しゃぶりについての母子健康手帳での記載例

“育児のしおり 幼少期3歳頃”の項には、以下のような記載がありました。(平成24年削除)

「心細いとき、不安を感じた時などに気持ちを落ち着けるために指しゃぶりをすることがあります。指にタコができるほどの指しゃぶりは、顎の発達障害や、歯並びや噛み合わせが悪くなる原因となります。むりに指しゃぶりをやめさせるのではなく、声をかけたり、一緒に遊んであげたりしてあげましょう。また、くちや唇の形が心配な場合は、早めに歯科医師などの専門家に相談するようにしましょう。」(厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課通知による)

 

9発達段階別の、指しゃぶり対処法21

 指しゃぶりには「見守るだけでよい時期・やめられるようはたらきかける時期」と、それぞれの子供の発達段階に合わせた対処法があります。まずは子供の年齢、指しゃぶりの状況、周囲の環境、指しゃぶりの継続時間とそのときの様子などをしっかり観察し、どの対処法が最も適しているのかを探ることから始めてみましょう。

お母さんが焦れば焦るほど子供も緊張が伝わってしまい、事態は好転しません。できるだけ穏やかな気持ちで、時間をかけてお母さんと向き合っていけば、必ず解決策が見つかるはずです。ここがお子さん・お母さん双方にとっての頑張りどころです。根気よくやっていきましょう!

 

1)乳児期…指しゃぶりの意義を認めましょう!

乳児期の指しゃぶりは子供の発達にとって意義の大きいものですので、赤ちゃん時代の指しゃぶりはやめさせようと考えないでください。まだ手遊びなども出来ない時期なのでそれほど手が汚れているわけでもありませんし、あまり神経質にならなくても大丈夫です!見守ってあげてください。

 

Point①…口への刺激の重要性

赤ちゃんが手や指で口まわりに刺激を与え、そこから吸ったりしゃぶったりする動きが引き出されることは、哺乳に関する反射的な行動がなくなってきて自らの意思で食べ物を取り込んでいく動きを覚えていくうえでとても重要です。また、手と口の強調動作の第一歩としての意義もあります。「なめたり、しゃぶったり、吸ったりしながら子供は成長していくもの」と、おおらかな気持ちで受け止めてあげてください。なめても安全で着色料などを使用しておらず、ある程度の大きさのある(誤飲・飲込み防止のため)清潔なおもちゃなどを、いくつか用意してあげるとよいでしょう。なめしゃぶる対象が、指からおもちゃや身の周りの物に広がっていきます。

 

Point②…長時間の指しゃぶりは哺乳との関連も

「なめる・しゃぶる・吸う」などの行為のうち、指を深くくわえて強く吸うというような、哺乳時に似た行動が長時間にわたって見られるようでしたら、哺乳との関連性を考える必要も出てくるでしょう。時間制などにとらわれすぎて授乳が親の一方的なペースで進められ、本人の生理的リズムと一致していない場合や、ミルクの量や授乳時間が不足している場合などが考えられます。通常、そういったときには赤ちゃんは泣いて訴えますが、そうやって示したサインを親がうまく受け止めて適切な対応をしてくれない時などに、指を吸うという代償行為で空腹を紛らわすこともあるでしょう。心当たりのあるお母さんは、授乳の状況を一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

2)幼児期前半…指しゃぶりが続く原因を考えてみましょう!

幼児期前半の子供に見られる指しゃぶりについて、まず親がしなければならないのは指しゃぶりそのものを問題視するのではなく、「どうして指しゃぶりから離れられないのか」という原因を考えることです。遊びやその他のことに興味がわかない、周囲の人々とのコミュニケーションの機会が少ないなど、周囲の環境との関わり合いの中で子供の気持ちがなかなか外界へ向かず、一人遊び的な指しゃぶりが続いているということもあるでしょう。この場合は、主に刺激の少ないときや退屈なとき、ボーッとしているときに指しゃぶりがみられます。

また、生活リズムが子供の生理的欲求と合っていない場合や、相応しくない生活環境によって生じたストレスや不満を指しゃぶりで一時的に解消し、環境への不適応を無意識に訴えている場合も考えられます。就寝時や退屈そうにしているときだけでなく、昼間や遊びの最中にも頻繁に指しゃぶりが見られる場合には、それは子供からのサインかもしれません。子供の置かれている状況を見直して何らかの問題が見出されたならば、その問題の改善を図る、子供への接し方を変えてみるなどの対処をしてあげてください。

生活環境には何ら問題がなくとも、子供自身の気質や性格が指しゃぶりの継続と関連している場合もあります。乳児期のころから敏感で神経質な子供には、環境面においても十分な配慮が必要であるとともに、指しゃぶりによって自ら不安や緊張を鎮めようとする機会が多くなりがちであることを念頭に置いて、子供の成長を待ちながら広い心で援助していくことが大切です。

 

Point…お母さんから遊びに誘ったり、話しかけたりして気分転換を促しましょう!

この時期の子供にとって指しゃぶりは快い刺激を与えてくれるもので、それ自体を悪いことだと思う意識や罪悪感は、通常は起こらないものです。子供にとっての指しゃぶりへのマイナス・イメージは代替が周囲の大人によって植えつけられるものであり、“大人から起こられる=悪い行為”として認識していくものと思われます。

子供自身の発達や環境などの状況を考慮せずにやめさせようとする対応、きつく叱る、手を縛るなどの恐怖によるやめさせ方は、一見すると効果的な方法に見えるでしょう。

しかし、そのような対応をとられた子供の側から見るとどうでしょうか?その方法で指しゃぶりをやめたとしても、好きなものを大人によって取り上げられたように感じるでしょう。指しゃぶりによって不安や緊張を解消していた子供においては、他の気分解消の手段を新たに探さなければならないこととなり、爪噛みなどの別の癖に結びつくこともあります。またきつく叱れば叱るほど、かえって指への執着やこだわりを強く持ってしまう子供もいます。子供の生活リズムを整え、屋外での遊びや運動などで十分にエネルギーを発散させ、一緒におしゃべりを楽しむ、手を使った遊びに誘うというような対応を心がけるうちに、急にはやめられなくても、指しゃぶりの頻度は確実に減っていくことでしょう。

 

3)幼児期後半…やめようとする意識を育てよう!

幼少期の後半になると、知的な発達や社会性の発達が顕著になります。理解力が高まり活動範囲が広がってくると“他人”と“自分”という区別がつくようになり、自己意識が備わってくると「指しゃぶりを他の友達に見られると恥ずかしい」という羞恥心も生まれてくるので、適当なきっかけさえ掴めれば自然と「指しゃぶりをやめよう」という気持ちが育ち、自発的にやめられる子供も出てきます。ただ、自己コントロール能力がまだ不十分な年齢ですので、お母さんをはじめとする周囲の大人たちの理解や協力が必要です。子供の心身の成長を見守りながら、ほどよくサポートしてあげるのがよいでしょう。たとえば就寝時の指しゃぶりが気になるのであれば、子供が眠った後で口から指を外す、などから始めてみましょう。

指しゃぶりを自発的にやめようとするきっかけは多々ありますが、いずれも本人に自覚が育っている場合にのみ有効であるといえます。下に弟・妹が誕生した場合で考えてみましょう。「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になった」という自覚が育てば「もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)何だから、指しゃぶりなんてやめよう」という気持ちが生まれてくるでしょうが、逆に「赤ちゃんにお母さんを取られてしまった」という気持ちが強く出た場合、お母さんの関心を赤ちゃんよりも自分に引きつけるために、指しゃぶりやその他の習癖がひどくなってしまうこともあります。

 

Point①…友達との遊びを通して、社会性の発達を促す

幼少期の集団遊びの経験が少ないと協調性が育つ機会が少なくなり、良好な対人関係を築きにくくなります。対人関係においてストレスを感じやすいかどうかは本人の気質や性格による所もありますが、社会的経験の未熟さによる所も大きいのです。子供が自ら外界と関わり、活動できるような環境づくりを心がけるとともに、子供自身にも徐々に意識化を図ってやめようとする意思を育てながら、指しゃぶりの頻度を減らしていくことが望ましいといえます。遊びの時間や遊びの種類が減ってきていたり、テレビやビデオ視聴、携帯ゲーム機など室内で一人でする遊びが多くなってきていたりする場合には、お母さんの方から「お友達とお外で遊んできたら?」などと励まし、背中を押してあげてみてはどうでしょうか。

 

Point②…子供の環境や、親子関係を見直してみる

この時期の指しゃぶりの持続を強化する環境要因の一つとして、習い事や塾があげられます。子供自身に習い事に対する前向きな意志があれば問題ありませんが、親の押しつけ,入学や入園試験のいわゆる“お受験”のための学習塾などでは,子供によっては受けるストレスが大きいものと思われます。毎日の生活時間もスケジュールに追われた忙しいものだったりすると、子供は辛い現実からの逃避手段として,指しゃぶりに逃げ込まざるを得ない状況に追い込まれてしまうでしょう。いうまでもないことですが、子供の適応状況を無視して強制するような方法はやめたいものです。

親子関係においては、双方の性格にもよりますが、極端な無関心や過干渉など、親の都合や思惑を優先した接し方を行っている場合などに,子供は自分の気持ちにあった生活が得られず,気分解消のための指しゃぶりが持続しやすい傾向にあります。子供がのびのびとした晴れやかな気持ちで毎日を送ることができるように周囲の環境を整え,サポートしてあげたいものです。

 

Point③…険悪療法の効果は子供次第

険悪療法とは「指しゃぶりをしていると嫌な思いをする,怖いことが起こる」と教え込んでやめさせる方法です(指に苦みのある薬を塗る、手袋をはめる、指しゃぶりの悪影響として歯並びが悪くなることや爪や指の形が変形する恐れがあることを説明するなど)。

この方法は子供自身も指しゃぶりをやめたいと思っているのに、無意識的に指をしゃぶってしまう場合などに有効です。したがって口頭説明に対する理解力が十分に備わっていない低年齢児や、幼少期後半の子供でも本人の「やめよう」という意識がなく親の意向のみで一方的に行った場合にはあまり効果は期待できず,指しゃぶりをやめられたとしても爪噛みやおねしょなどの新たな癖へ移行する可能性も出てくるでしょう。

 

Point④…親子で楽しくできる、指しゃぶり卒業トレーニング!

「子供の自覚を育てましょう」といわれてもどうしたらよいのかわからない、育児書に書かれている通りにしているのにうまくいかない、具体的に何をどうしたらよいのか分らない,指しゃぶりをやめさせたいけれど歯科医院への通院は費用がかさむので避けたいなど、お母さんの悩みはつきません。そこで、家庭内でも楽しく手軽に取り組め,かつ効果を期待できる指しゃぶりトレーニングをいくつか紹介していきたいと思います。

 

●STEP1 指しゃぶり卒業の“きっかけ”をつくろう!

幼児期後半から学童期にさしかかる子供であれば、そろそろ自分でも指しゃぶりはあまり好ましくない行動なのだという自覚を持ち始める所です。「もう指しゃぶりはやめよう」という意志の芽生えている子供には「○○ちゃん、えらいね!お母さんも手伝うから一緒に頑張ろうね」などと声かけをして励まし,その気持ちが継続するように協力してあげてください。

まだそういった自覚や意志の育っていない子供については、指しゃぶりの影響が今後どのような形で出てくるのかを絵本や写真などを交えながら説明したりして,指しゃぶりをやめるきっかけを与えてあげてみてください。現在ではインターネットの画像検索でもいくつか症例写真を見ることができますし、目でみて明らかに分るものの方が子供の理解力も深まり,「こうならないように,指しゃぶりをやめよう」という意識につながるはずです。

 

●STEP2 具体的な目標を設定しよう!

子供自身の努力によって達成できるような無理にない目標を設定して取り組むと,なおよいでしょう。はじめのうちは比較的簡単に達成できる低めの目標を設定し、そこから少しずつ目標を高くしていきます。それらを一つずつ達成できた時の満足感や家族にほめられる喜びが、子供の自信とやる気につながっていくことでしょう。また「今日一日指しゃぶりを我慢できたら、日曜日に皆でお出かけしようね」「明日も指しゃぶりを我慢できたら、新しいおもちゃを買いに行こうか」など、目標を達成できたときのご褒美をあらかじめ決めておくと、子供のやる気や「頑張ろう」という前向きな気持ちをよりいっそう引き出すことができるでしょう。

 

長時期による口腔機能の発達と指しゃぶりの関係

胎児期

・  妊娠7〜9週:口の周囲への刺激に対して身体の反応が見られる

・  妊娠4〜6ヵ月:指を吸う動きや唇への刺激の動きが見られる

・  妊娠7〜8ヵ月:リズミカルな指しゃぶりが見られる

・  妊娠後期には,指しゃぶりしながら羊水を飲み込むことで、吸う運動や飲み込む運動を中心とした動きが確立されていく

25<<赤ちゃん、誕生!!>>
乳児期前半(0〜6ヵ月) ・  赤ちゃんに備わっている哺乳のための動きは、自力でお乳を吸うために不可欠なもの

・  指しゃぶりの始まりは,赤ちゃんの活発になった手の動きとおっぱいを飲む動きのドッキングによるもの

・  自分の手をじっと見る行為や指しゃぶりは、目と手、手と口を合わせて運動する練習。

・  指や服、おもちゃなどをなめたり吸ったりして、物を確かめ、口の運動が促される(この時期には、危険な物を口に入れることがしばしある)

・  口への刺激に対応した動きが引き出され、おっぱいを吸う動きから物を食べる動きへ行動が促される(離乳への準備)

乳児期後半(6ヵ月〜1歳) ・  おっぱいを吸う動きの変化によって,唇で食べ物を取り込み、口を閉じて飲み込めるようになる(離乳の開始)

・  乳切歯が上下生えてくると、吸う行為から噛む行為へと徐々に移行していく(噛んで物の大きさや硬さ、感触などを確かめる)

・  おすわりやハイハイができるようになると、視野や行動範囲が広がり,興味のある物に手を伸ばすようになる

・  空腹時や眠いときなどに指しゃぶりが増え,気持ちのコントロールの要因が大きくなる

幼児期前半(1〜3歳) ・  一人歩きができるようになり、有意語が出てくるようになると、おしゃべりで口を使い、遊びで手を使うようになり、指しゃぶりが少なくなる

・  前歯が生えると、口唇と舌の動きは別々に運動し始め、しゃぶることの機能発達的意義が失われてくる

・  歯を使った咬む動き、飲み込む動きを覚えるようになり,口は吸う器官から物を食べる器官へと変化する

・  指しゃぶりも子供によって,どのような場面でどのようなしゃぶりかたをするかのパターンが決まってくる

幼児期後半(3〜6歳) ・  言葉の発達により,おしゃべりで自分の気持ちを表現したり,気持ちをコントロールしたりする能力が出てくる

・  自意識の発達や社会性の発達によって,自分から指しゃぶりをやめようとする子供も出てくる

・  指しゃぶりの継続と子供の性格や生活環境との関連が高くなる

・  指しゃぶりによる噛み合わせへの影響が出やすくなる(出っ歯や上下の前歯に隙間が出来る、口呼吸など)

学童期 ・  自意識、自己コントロール能力の高まりにより,自分の意志でやめようとする子供が増える

・  永久歯の交換期に入り,指しゃぶりの継続が舌や口の周り筋肉の異常を引き起こしたり,顎の発達や永久歯の歯ならびへの影響が生じやすくなったりする 

 

 

奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

香芝市・橿原市からも多数来院されています。