子供のハミガキ

STUDY1. 正しい歯磨きと練習方法。

1. 子どもの歯磨き、いつ始める?どう始める?

最初の歯が生えたら、歯磨きのスタート。

6カ月 下の前歯が生える。(2本)下の前歯が生える。(2本)

1歳  上下の前歯が4本ずつに。(8本)上下の前歯が4本ずつに。(8本)

1歳半 第1乳臼歯(にゅうきゅうし)が生える。(12本)第1乳臼歯(にゅうきゅうし)が生える。
(12本)

2歳半 乳歯列完成。(20本)乳歯列完成。(20本)

※歯の生え方は、個人差が大きいので、プラスマイナス6カ月は心配ありません。

歯磨きのスタートは、6カ月~1歳くらいが目安。この時期は間食も少なく、唾液(だえき)の自浄作用で十分清潔に保てるので、しっかりみがくよりも慣れさせる感覚で。はじめのうちは、みがくというより、歯ブラシに慣れる気持ちでゆったり構えて始めましょう。

仕上げみがきと自分みがきは、並行してやっていこう。

最初は、みがくまねができるだけでもOK!最初は、みがくまねができるだけでもOK!

仕上げみがきのときにも、
マイ歯ブラシをにぎらせて!

仕上げみがきのときにも、マイ歯ブラシをにぎらせて!

のどつきの危険を避けるために

※歯ブラシでのどをついてしまう危険がありますので小児用の、
のどをつかない工夫をしている歯ブラシを利用しましょう。
※仕上げみがき用の歯ブラシを子どもに持たせないようにしましょう。

おうちのかたがみがいてあげる「仕上げみがき」と、子どもたちが自分でみがく「自分みがき」は、並行して行うのが基本。早いうちからマイ歯ブラシになじんでいれば、自分みがきへの移行も難しくありません。

 

2. 歯磨きの基本は、楽しむ、ほめる、慣れさせる。

じょうずな仕上げみがきのポイント

1 「楽しい!」と感じる雰囲気をつくろう!
2 みがいたあとは、いっぱいほめよう!
3 決まった瞬間に繰り返して習慣にしよう!
※眠いとき、疲れているときは無理じいしない。

口や顔をさわられることは、子どもたちが本能的にイヤがることのひとつ。また、じっとして終わるのを待つことも子どもたちにはつらいものです。大切なことは「歯磨きは楽しい!」と感じさせること。終わったあとはいっぱいほめて、毎日の習慣にしていきましょう。

キシリトールの効果的な使い方の目安。

お口でアワワ

お口でアワワ
「アームー」と声を出しながら、手のひらを口に当てたり離したりして、おもしろい音の響きを楽しみます。

ほっぺで遊ぼ!

ほっぺで遊ぼ!
両手でほっぺを挟み、軽く押さえてパッと離したり、円を描くようにさすって感触を楽しみます。

歯磨きのサイクルは、1日2回が目安。はじめのうちは1日に1回でもOK!

歯垢の増殖は24時間のリズムなので、歯磨きは1日1回汚れを落とす感覚で。でも、子どもが疲れていたり、体調が悪い場合などは、 無理をさせないようにしましょう。

 

3. 仕上げみがきの体勢は、年齢で変えよう。

年齢に合わせた歯磨きの体勢。

0~1歳 片手はわきに挟んで、片手には赤ちゃん用歯ブラシを。

だっこみがき

赤ちゃんのうちは、おっぱいをあげる
ときと同じだっこの体勢で。

1~3歳

寝かせみがき

ひざを少し開いて正座して、ひざの
上に頭を乗せて。

3歳以上 ※基本は寝かせ磨きですが、どうしてもいやがる場合はこの方法も。

座らせみがき

例えば、椅子などに座らせて頭を
支えて大人は後ろからみがきます。

じっとできない子には?

週末みがき(2人で仕上げみがき)

2歳くらいになれば、両親2人が向かい
合わせに座り、動こうとする子どもを
押さえ、歯磨きを行う方法もある。

キシリトールの効果的な使い方の目安。

ラッコでゴロゴロ

ラッコでゴロゴロ
子どもをおなかの上に乗せて、
ゆっくり左右に揺れたり、
ダイナミックに転がったり
変化をつけて。

逆さでバア!

逆さでバア!
子どもの頭をひざの間に挟み、「○○ちゃん、バアー!」と言って顔を近づけます。近づけるタイミングなどに変化をつけて。

4. みがくときの固定テクニックをマスターしよう。

やさしくみがくには、固定が大切。

下の奥歯

下の奥歯
歯ブラシをにぎっていない指を、
下アゴに固定する。

上の奥歯・上の前歯

上の奥歯・上の前歯
歯ブラシをにぎった手のわきを、
ほほにそって固定する。

下の前歯

下の前歯
歯ブラシをにぎった手の小指と薬指を
アゴにそって固定する。

小さな子どもの歯を、いやがられないようにやさしくみがくには固定が大切。固定ができれば、力が入りすぎたり動かしすぎたりすることもなく、細かい部分を正確にみがけます。

手の固定の仕方の練習。

1 左右の手のわきをピタッとつけてみる。

1 左右の手のわきをピタッとつけてみる。2 歯ブラシを握る。

※やさしくみがけるペングリップ。

point1歯ブラシは先端の2列程度を使う。

3 左右の手をつけたまま中指をみがいてみる。

point2クルクルとらせんを描きながら移動する。

100~150グラム

力加減は、100~150gが目安。

強くみがきすぎると歯ぐきを傷つけ、子どもが歯磨き嫌いになってしまう可能性も。キッチンスケールを利用して、歯ブラシにかかっている力の加減をおぼえましょう。

5. 仕上げみがきのポイントをおぼえよう。

むし歯になりやすい上の前歯や上下の奥歯に的を絞って。
みがく順序は奥歯から。痛みを感じやすい上の前歯は最後に。

仕上げみがきのポイント

 特にみがいた方がいい箇所

 唾液の出口

直角にあてる

Point1
歯ブラシは歯の面に直角にあてる

歯の面にまっすぐ歯ブラシをあて、歯茎を 傷つけないようにやさしくみがきます。
歯の表面の汚れを最も効率よく落とすには、 歯ブラシを歯の面に直角にあて、 こまかく振動させます。

奥歯の溝をみがく

Point2
上下の奥歯の溝をみがく

奥歯と奥歯のかみ合わさる面の溝は、 汚れのたまりやすい部分。溝にそって、 手前にかき出すようにして汚れを取り除きます。

上唇小帯を守るようにひとさし指でガード

Point3
上の前歯をみがく

上唇の裏側にある上唇小帯 (唇と歯茎をつないでいる筋)を歯ブラシで 傷つけないように、ひとさし指で上唇を 押さえ、ひとさし指に歯ブラシを そわせるように磨くと痛がりません。

×アーンと開くと歯ブラシが奥まで届かない。○小さく開けば奥歯のほほ側に届く

Point4
奥歯の側面をみがく

上の奥歯のほっぺた側は、口を大きく開けずに 小さく開けるとほほがゆるみみがきやすくなります。 下の奥歯の舌側は「アー」と言わせると 舌が下がりよく見えます。

歯磨き剤は、ぶくぶくができるようになってからが基本。

歯磨き剤に含まれる微量フッ素が、歯のエナメル質を強くし、むし歯になりにくい歯にしてくれます。ぶくぶくができるようになったら使い始めましょう。

 

 

STUDY2. 意外に知らない歯の基礎知識。

1. 赤ちゃんの歯の芽は、お腹の中でできはじめる。

歯の芽ができはじめるのは、妊娠6週目から。

胎生5カ月の時、胎生7カ月の時(乳歯の芽)

生後6カ月くらいにならないと赤ちゃんの歯は生えてきませんが、実は歯の元になる“乳歯の芽”は、すでに妊娠6週目からできはじめています。お母さんがとった今日の栄養が、お腹の赤ちゃんの歯を作ります。そのことを、ぜひ忘れないでください。

お腹の中の赤ちゃんのために、お母さんができること。

歯のケアをしっかり! 歯科医院でチェック! 食生活が大切! とにかくリラックス

1 しっかりむし歯を予防しよう。
(むし歯のある人は、安定期に治療をすませておく)
2 大切なカルシウムを十分にとろう。
3 食事はよくかんで、バランスのよいメニューを摂ろう。
4 ストレスはじょうずに解消しよう。
5 むし歯菌の量を歯科医院でチェックし、減らしておこう。
奈良県 大和高田市の歯科・矯正歯科

ふかみ歯科・矯正科クリニック

香芝市・橿原市からも多数来院されています。