子供のおやつの与え方

 子供達は甘い物に目がありません。虫歯や、健康な身体作りからすると、砂糖の量を抑えたいもの。また、最近のお菓子は食品添加物が多く、小さなお子さんにはあまりお勧めできません。
 そこで、おやつとして季節の果物を取り入れることをお勧めしています。
果物1.jpg 果物の天然の甘みは、人工的な甘みよりも風味もあり、低刺激でおいしく感じられ、食べすぎの予防にもなります。

 子供さんは、胃の大きさから、3回の食事だけでは栄養の摂取が足りません。おやつを取ることは、食生活の上で大切な事。その為に、おやつは健康的で充実したものを与えたいものです。
 また、果物jは水分が豊富で口当たりが良いので、食が細くなる朝食の置き換えにも有効です。小さい頃から、おやつや朝食に、スナック類・シリアル類・菓子パンなどを選ぶよりも、果物を取り入れて、自然な甘さを美味しく感じられるように癖を付けると、虫歯や肥満の予防にもなります。

 スナック菓子や、濃い味に慣れてしまうと、大人になっても、砂糖・塩分・化学調味料の味を好むようになり、健康には良くありません。生の果物に含まれるクエン酸やビタミンCは、強い味でマヒした味覚を助ける、亜鉛の吸収を良くする働くがあり、舌の敏感さを取り戻す助けにもなります。

 また、2016年4月、Eバイオ・メディシン誌に載った、カナダ・アルバータ大学・小児科学のピウシ・マンダネ準教授の研究グループの発表によると、『妊婦が果物を多く取ると、生まれて来る子供の知能指数が高くなる可能性がある。』ということです。

 マンダネ準教授の研究は、カナダの妊婦3600人を対象として2008~2012年にかけて行われ、子供が1歳になる時、妊婦の食事が知能の発達に影響を与えたのかを研究したもので、結果、果物摂取量が推奨の6倍から7倍あたりに到達するまで知能指数の上昇に影響が見られたというもの。

 これまで、子供の知能指数に影響を与える食べ物は魚(DHA)しかなかったため、この研究結果はとても重大な発見になるかもしれんせん。ただし残念ながら、『生まれた後に子供に果物を摂取させても知能向上は見られなかった。お腹の中で脳ができる時に果物が何かしら影響しているかもしれない。』とのことで、これからの研究がまだ続くようです。

 それでも、秋は果物が豊富になる季節。子供だけでなく、大人も旬の果物で、味覚のリセットをしてみませんか?

奈良県大和高田市
医療法人 橙花会 ふかみ歯科・矯正科クリニック