スポーツ飲料の危険性

暑い夏場は、喉が渇き、脱水症状になりがち。熱中症で倒れたという話も良く聞きます。そこで最近はこまめな水分補給をすることの必要性が広く認識されています。
熱中症予防3_y.jpg ただし、この水分補給には大きな問題があります。スポーツなどで汗をかくことをイメージして、スポーツドリンクを常用してしまう人が多くいますが、これは危険!

スポーツドリンクには、エネルギー補給のために糖分が多く含まれ、糖尿病の患者さんや糖尿病予備軍人は糖尿病を悪化させる原因になります。(平成26年の厚生労働省発表では、糖尿病の患者数300万人以上、予備軍を含めると2000万人以上。40代の5人に1人は糖尿病に注意が必要と警告されています。)
スポーツ飲料の糖分量.jpg ポカリスエットなど、スポーツドリンクはナトリウム、カリウムなどのミネラル分と糖分が添加された飲みもので、スポーツなどでエネルギーを使い、汗を大量にかいた後で飲むための飲料水。1968年アメリカでプロのアメリカンフットボール選手用に開発されました。

スポーツ飲料と血糖値の推移.jpgのサムネール画像

毎日の暑さ対策として、スポーツドリンクを摂り続けると、急激に血糖値が上がり、急性糖尿病(ペットボトル症候群)になってしまうことも・・・。暑さ対策には、ミネラルウォーターやお茶(カフェインレス)が安全です。

また、この時期子供さんの部活でも要注意!
スポーツ飲料で歯が溶ける43.jpg 熱中症対策にスポーツドリンクを用意する所が多いのですが、冷たく冷えたスポーツドリンクは甘さが感じにくくなっているため、一気にがぶ飲みしてしまいがち。そのまま部活でまた脱水症状・・・スポーツドリンクのがぶ飲みを繰り返し、口の中に糖分がベタベタの状態で残り、歯が溶ける原因に・・・
スポーツ飲料と虫歯769.jpg 定期検診で、虫歯予防をしっかりしていた子供さんが、中学生になると一気に虫歯だらけに・・・ということは、良く聞く話です。(ちなみに私も小学生の時虫歯ゼロでしたが、中学1年で歯の神経を取る虫歯ができました・・・)
熱中症予防に、運動部の水分補給にスポーツ飲料は悪くないのですが、
①必要以上にがぶ飲みしない。
②温度は常温
③麦茶(ノンカフェイン)やミネラルウォータ―と併用
が必要です。

正しい水分補給で、暑い夏をのりきりましょう。

奈良県大和高田市
医療法人橙花会 ふかみ歯科・矯正科クリニック